2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ロジャー・モリス 「ファースト・アルバム」

「隠れ名盤」と称して私がこねる理屈があって、条件としては「レコード自体が隠れていること」と「バンド自体が隠れていること」を強引に挙げますが、 それよりもっと切ないのが「幻の名盤」とでも申しましょうか。隠れるどころか全く埋没してしまった作品で…

V.A 「This Bird Has Flown:

40th Anniversary Tribute to Rubber Soul」 ビートルズの名作「ラバー・ソウル」の40周年記念で、アルバムを曲順通りいろんな人がカバーしてるシンプルな企画のアルバム。 ミュージシャンのセレクトにもかなりクセがあって、大変に楽しめます。若手から中堅…

Spin Doctors 「NICE TALKING TO ME」

店頭で見かけたときには、また廉価ベストでも出たのかと思った。が、新録だ。心臓が止まるというと大げさですが、それにちょっと近い驚きが。 ジミヘン〜ファンク間を行き来するギター、黒人のベーシストを擁する跳ねるリズム隊と、ラップの影響が感じられる…

BROKEN SOCIAL SCENE 「BROKEN SOCIAL SCENE」

遂に出た。出てしまいました。待ちこがれたアルバム。 今までとは桁違いの注目度の中、見事な作品を作ってきた。バンド名を冠したのも、代表作であることへの自信の表れってやつでしょう。 彼らはカナダのバンド...、というより不定形の集団で、と説明するべ…

dungen 「ta det lugnt」

スウェーデンの4人組のアルバム。まずバンド名が読めない。ダンイェン、らしいけど。 中心人物Gustav Ejstes(やっぱ読めない) のワンマンバンドらしく、全作詞作曲にプロデュース、Vo/G/B/Ds/Key/Vn/Fl/Samplerとクレジットがある。全部じゃん。後の3人は楽…