2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

James Warren  「Jim's Easy Listening Album」

ジェイムズ・ウォーレンは私が最も好きなシンガー/ソングライターの一人だ。何でシンガー・ソングライターという書き方でないかというと、この人は曲も書き歌うのだけれど、基本的にバンドの肩書きで活動してきたからだ。 で、そのバンドがスタックリッジと…

北村大沢楽隊 「疾風怒濤!!!」

「でっかい鉄槌で頭をぶん殴られるような衝撃」を音楽で得たことのある人は少なくないと思う。 しかし、この「耳の穴から頭が浸食され、気が付くと風景まで歪んで見えてきてしまうような衝撃」ってのは殆ど味わったことがなかった。

wheat 「per second,per second,per second... every second」

もうリリースされて2年ぐらい経つが、聴き飽きないどころかこればっかり聴いている1枚をご紹介したい。 ウィート。「小麦」って名前を付けるセンスって何とも言えないが、アメリカ/マサーチュ−セッツの3人組だ。

ハンバートハンバート 「11のみじかい話」

ここ数年で出会った日本のミュージシャン達の中で、最も思い入れ深い人たちの一つ。男女のデュオである。よく伸びる高音が美しい佐野遊歩さんと、野太く朴訥で寂しげな佐藤良成さんのふたり。曲はほぼ全て佐藤さんが手がけている。 という記述だと結構ありが…

Juliet Lawson 「Boo」

このタイトルでこのジャケット。 どこを切っても英国風味丸出し、知られざる女性のシンガー・ソングライター73年のアルバム。

Tom Jones「Coast to Coast」「Do ya think I'm sexy」

とにかくトムが歌えばいい。 それで万事丸く収まるトム・ジョーンズ原理主義において、全ての歌は等しくトムに歌われる権利と義務を有しているのはいうまでもない。 つまらない曲でも盛り上がりに欠ける曲でも、トムが歌えば全てその瞬間から脂っ気とソウル…