2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ZEKE 「'ILL LIVING END」

いきなりですが、ロックンロールの醍醐味として、くどいまでの脂っこさとユーモアを求める傾向が、私の中ではたいへんに大きい。 ロックンロールに未来があるか無いかそんなに真剣に考えたことはありませんが、あるとすればロケット・フロム・ザ・クリプトの…

デヴィッド・キャシディ「青春のポートレート」

日本が世界初CD化、これは誇って良いでしょう。 彼はパートリッジ・ファミリーのテレビショーで有名な、70年代の男前の青春スター。 まあ、お塩先生とかが「ロックやってる」ってごねてるような、いわば芸能人による「アーティスト宣言」と見なされた一枚だ…

The Beach Boys 「Friends」

今やビーチ・ボーイズというと「ペット・サウンズ」周辺の歪みまくった時期ばかりが語られるので辟易しないでもない。ですが、これも当にその時期のアルバムですね。 書き出しとしては適当じゃないな。

Pure Reason Revolution 「Cautionary Tails For The Brave」

英国の新人バンド。 CDは紙製のスリップ・ケースに入っていて、業界紙のお褒めの言葉がステッカーになって張り付いている。で、そのNMEの文面がどうにもカチンと来る。曰く、 " Final proof that PROG is no longer a four letter word"

SWAMP RATS 「DISCO STILL SUCKS!!」

前項「Love That Louie 〜 The Louie Louie Files」で、最強かつ別格の格好良さを誇るヴァージョンと言えるガレージ・ソウル風の「ルイルイ」を聴かせてたのがこのスワンプ・ラッツ。 「ファズってのはこう鳴らすモンだ!!」ってな感じのバキバキのギター、…

V.A.「Love That Louie 〜 The Louie Louie Files」

ガレージの聖典「ルイ・ルイ」が色々な人のヴァージョンで11曲続く馬鹿の極みのような1枚、「Louie Louie Collection」を発見して悦に入っていた。 あの単調なメロディが延々続くわけで....、 その無意味さは実に痺れるものがあったり無かったり。 (http:/…

Audionom 「Retrospektiv」

この何と読むか判らないバンドは、スウェーデンの絵に描いた「ポストロック」です。実にベタなジャーマン・ロック乗りの展開をもつ、くどいぐらいの反復で構成された楽曲や、ブレイクなどを使って盛り上げていく構成とか電子音がびゅーんとか。それはもう本…

Clap Your Hands Say Yeah 「 Clap Your Hands Say Yeah 」

師走に入った頃になって、ひょっとしたら今年屈指のレコードなんじゃないかと思えるアルバムに出会いました。 しかし、何て身も蓋もないバンド名でしょうか。「手を叩いてイエー」って。アホか。でも巧い落としどころですね。一発で覚えちゃったもんなあ。