2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ミャオ感を形作るものとは?

ミャオロックを定義するのは、はっきり言って不可能です。 印象論みたいなもんですから。 それでも共通する特徴は見いだせるので、整理してみる。 勿論ミャオミャオした歌、という条件はあるのですが、単にそれだけではない。 他の要素が絡んでこそ、初めて…

スピリット・オブ・ミャオロック

ミャオロックとは何か。 ミャオミャオ歌ってるロックのことである。要はそれだけで、後は色々なバンドに対して「これはミャオか?そうでないのか?」という見立てを行っていくだけのものですが、これが実は案外曲者である。

その名はミャオ

あなたは経験したことがないだろうか。 レコード・ガイドなどで 「ロウなロックンロール。凄い迫力。これぞ決定的名盤。必聴」 といったレコメンドを目にし、ようやくそのレコードを手に入れる。家路の道すがら、どれだけその音が自分をぶっ飛ばしてくれるの…

Def Leppard 「Yeah!!」

やっぱり一つのバンドの手によるカバー・アルバムは面白い。 どんなTシャツを着るかってのと同じ、いわばバンドなりミュージシャンなりの思想や意思表明でありますから。ひねりまくった選曲で唸らされるのも、ある意味ファン意識丸出しで楽しげに興じてるの…

Don Ellis 「New Don Ellis Band Goes Underground」

物凄い勢いで変拍子をカマしまくる独特のアンサンブルを構築したトランペッター、ドン・エリス。 彼のアルバムのCD化が牛歩の如く進んでいて、店頭で見つけると思わず買っている。 で、これは69年のアルバム。

The Spinto Band 「Nice and Ncely Done」

昨年11月頃アマゾンで「Clap Your Hands Say Yeah」を購入してからお勧めの所にチカチカしていたバンドが彼ら。 大した強い印象もないのに妙に引っかかるジャケットは覚えていましたが、彼らがフジロックへの出演を決めていると知ったのはつい最近のこと。と…

The Ditty Bops 「Moon Over the Freeway 」

こまどりの如くピーチクパーチクさえずる100%文系の香りのするアメリカの女性デュオ、昨年のデビュー作に続いて登場した2作目。 殆ど歌いっぱなしのコケティッシュな二人のハーモニー。ジャズやアコースティック・スイング的な要素を消化し、マンドリンなど…