ミャオロック
いきなり、ほぼここで結論めいてしまうのだが、ミャオロック的なるものが実際に形を表すのは1970年代だ。 何を世界初のミャオロック・アルバムとするかは大いに迷う所ではありますが。
ついに、ミャオロック史における最も重要なマイルストーンとなる男のことを考える。 バディ・ホリーである。 ミャオロックそのものを生んだわけではないのだが、彼こそが始祖、彼こそが全ての根源、まさにビッグバンであるといえよう。
一ヶ月ぶりの更新になってしまいました。 エルヴィス・コステロの1st「マイ・エイム・イズ・トゥルー」には、ちょっとギーク気味な本人のポートレイトの周囲に市松模様がびっしり配置され、そこに文言が書き込んである。曰く 「ELVIS IS KING」 自分の芸名に…
ミャオロック自体がロックンロールに準拠するわけですから、当然そのルーツは50年代のロックンロールにあるわけで、ロックンロールの歴史はミャオロックの歴史とまるっと重なる、という理屈も成り立つ。 とはいえ、ロックンロールの歴史をただなぞっただけで…
基本的にミャオロックそのものが登場するのは70年代の中盤あたりだが、何も突然変異のように出てきたわけでもなく、色々な経緯を巡ってきたことは想像に難くないわけです。ロックの歴史を何でもかんでもビートルズ以前/以後、「ロック・アラウンド・クロック…
ミャオロックを定義するのは、はっきり言って不可能です。 印象論みたいなもんですから。 それでも共通する特徴は見いだせるので、整理してみる。 勿論ミャオミャオした歌、という条件はあるのですが、単にそれだけではない。 他の要素が絡んでこそ、初めて…
ミャオロックとは何か。 ミャオミャオ歌ってるロックのことである。要はそれだけで、後は色々なバンドに対して「これはミャオか?そうでないのか?」という見立てを行っていくだけのものですが、これが実は案外曲者である。
あなたは経験したことがないだろうか。 レコード・ガイドなどで 「ロウなロックンロール。凄い迫力。これぞ決定的名盤。必聴」 といったレコメンドを目にし、ようやくそのレコードを手に入れる。家路の道すがら、どれだけその音が自分をぶっ飛ばしてくれるの…